家屋解体工事の概算費用で注意することは?

解体工事の概算費用が知りたい方へ注意点とは
初めて家屋解体では、費用がいくらかかるのかと疑問になります。しかし、解体工事の相場が分からないので、まずは、どのくらいの費用がかかるのか、おおまかな金額(概算費用といいます)を知りたい方が。しかし、インターネットで調べても、よくある解体費用の『木造家屋30坪○○万円』というのは、実は各社独自の基準で工事費用を掲載している事が多く、あなたの家を解体するための実際の費用の総額と異なります。
なぜなら、家屋解体費用の見積りは、『家屋の構造と坪数』だけでなく、家屋の解体以外に、塀や土間など付帯する工事費用も計算しなくては、正確な工事費用を知ることができません。そのため、『家屋の構造と坪数』の概算費用は実際の工事費用とは大きく変わってしまうことを知っておいてください。
実際の解体工事費用と大きく変わってしまった場合、家を建てる予算に影響します。そのため、当サイトではお電話での「ざっくりとした解体費用を知りたい」というお問合せにはお答えしかねますので、ご了承ください。
当サイトでは、匿名で概算費用を知りたい方へ、解体工事の要望と、家屋の写真や図面を送っていただき、解体業者様へお客様の情報(名前・住所・連絡先)を知らせずに、資料からの概算見積りを作成いただいております。ここでは、概算見積に必要なことや構造、坪数だけで概算費用が出ない理由や概算見積の注意点について説明しています。

解体工事費用を見積するために必要な事とは?
家屋の場所によって工法や養生の大きさが変わるため
施主様のご要望や近隣の状況により、工法などを決定しなければいけません。特に住宅地によっては、近隣トラブルをさけるために、振動の少ない工法で解体工事を行ったり、騒音防止の養生を行うなど、通常の解体費用より高くなる場合があります。
トラックや重機のサイズが変わる
国道から解体する家屋まで、道路が細い場合、使用するトラックのサイズが小さくなります。小さいトラックを使用すると廃棄物処分の運搬回数が増え、費用がかかります。また、小さいサイズの重機を使用する場合、解体する日数がかかり、その分、費用が高くなります。そのため、道路状況や重機のサイズを決定するために近隣の写真や道路の幅の情報まで必要となります。
人手(人力)での解体を行う場合は費用が高くなります
重機が入らない、使用できない住宅密集地などでは、人手での解体工事を行います。手ごわしといって、重機解体の倍ほどの費用となります。また、傾斜地や近隣への騒音対策、その他、重機が使えない場所では手ごわしになるため、費用がかかります。
更地にする場合、解体するもの全てに費用がかかる
家を解体するだけでなく、塀や樹木、庭石にも費用がかかります。また、駐車場や土間コンクリートなどの解体工事があった場合は費用がかかります。車庫、倉庫、納屋などの工事がある場合も費用がかかります。家屋だけでなく、他に解体・処分してもらうものやしなければならないものの情報が必要になります。
その他、解体費用が高くなる要素とは
アスベストを含む素材(レベル1、2)が使われていた場合、除去費用がかかります。※アスベスト除去費用参照
地盤が弱い地域では、杭を打ち地盤を強化している場合がります。杭を抜く作業に費用が発生します。
豪雪地方で冬季に解体工事を行った際、春季になってから、ガレキの回収や整地の作業を行う為に、費用がかかる場合があります。
山間部や道が狭い地域では小さなトラックでの運搬や人力での解体、運搬の作業が発生した際には、費用がかかる場合があります。
隣接する家屋との距離が近いため、特殊工事が必要の場合
- 家屋内に石膏ボードが使われていた
家を建てる時にも高額な費用がかかりますが、家を壊す時にも同じように時間も人手もかかるため、それなりに費用がかかります。特に概算費用だけで、建て替えの予算組みをした場合、大きなトラブルになる場合があります。概算見積だけなく、現地見積をして、解体費用の相場を知りましょう。
※家屋の解体費用の相場が気になる方へ相場についての説明はこちらをご参考ください
知人・友人から聞く解体費用はあてにならないので注意!!
相場の分からない解体費用だからこそ、知り合いを通じて、費用を知りたいことでしょう。そこでよくあるのが、「○○さんところは30坪くらいで100万円くらいの解体費用だった」などをあいまいな条件で、あいまいな費用を参考にしてしまうことです。人づてに聞くのは確かな情報がなく、あいまいで伝わってしまっているため、参考にならないことが多いのです。特に家屋については、同じ30坪の家でも構造や内装、外構の大きさ、基礎の深さによって、解体費用は大きく変わります。そのため、「知り合いの言っていることだから」という言葉より、実際に解体業者から見積をしてもらった金額を確かめてください。
概算見積のトラブルとは?
出来るだけ安く解体工事を済ませたいと思いますが、見積もりの際に、虚偽の報告や算出項目の申告漏れがあっては、最終的に依頼主に負担がかかることが多いようです。過去の事例として、残地物の処分がされていないく、追加の処分費用が発生した。庭に大きな石が多数埋まっていた。(地中埋設物)処分費用が高い建材(石膏ボードやアスベスト)が多く使われていたなど、概算見積で申告せずに、現地見積で発覚した場合、見積予算は高くなります。また、工事開始してから、発覚した場合も工事費用の見直しがあり、概算見積より費用は高くなります。費用の見直しや工事期間の延長があった場合、費用が加算されるため、依頼主に負担がかかります。また、安い金額の概算見積を出して、契約後に追加請求をする悪徳業者もいますので注意いましょう。
概算見積は本見積り(現地見積)とは違い、解体業者様の工事決定金額ではありません。概算見積だけで工事契約を行うことはできません。上記にあるように様々な項目で見積りを行い、正確な費用を算出が必要になるため、現地調査を依頼し本見積りを行いましょう。
※上記理由により当サイトは電話、メールでの『おおまかな費用を知りたい』というお問い合わせにはお答出来かねます。予めご了承ください。以上、『家屋解体工事のざっくりとした概算費用が知りたい』についてでした。
概算見積りの内容をより知る為の参考ページは各ページをご覧ください。
- 解体工事で大損しないために知るべき費用の相場とは?
- 解体工事費用を決める「内訳」の種類や内容とは?
- 見積書で優良業者を調べる7つのチェックポイント
- 家屋解体工事費用を数万円コストダウンできること
- トラブルを起こさない良い解体業者の選び方
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